設立趣旨

行政書士制度は、今日においても国民に十分に理解され十分に利用されているとは言い難い。弁護士の独占業務である争訟性のある法律事務を弁護士と同様に取り扱うことができると行政書士自身が誤解し、国民に誤解され、司法書士と誤認されることまであるのが現実である。行政書士一人一人の研さん努力の足らなさ及び社会に対する啓もう努力の足らなさにあることは事実であろうが、弁護士をはじめとする各法律資格制度の複雑さにも起因していると考える。
私たち行政書士有志は、正しい行政書士法理解し、行政書士制度を普及し、行政の円滑な実施に寄与し、併せて国民の利便に資するために、国民のための行政書士制度がどうあるべきかを研究し、広く社会に普及し、行政に対する陳情及び、行政書士の教育を実施するために全日本行政書士連絡会議を設置するものである。

全日本行政書士連絡会議会員一同

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